【PHP基礎⑥】クラス、インスタンス、プロパティ、メソッド

クラスとは

クラスとは複数の変数、定数、関数をひとまとめにしたものです。設計図とよく言われています。
プログラミングでこのクラスを使った組み立て方や考えをオブジェクト指向と言います。

例えば以下のようなコードがあるとします。

<?php
function powerOn() {
    echo "電源を入れます";
}

function powerOff() {
    echo "電源を切ります";
}

function walk() {
    echo "歩きます";
}

function stop() {
    echo "止まります";
}
?>

これをクラスでまとめると以下のようになります。

<?php
class Robot {
    // ロボットの電源を入れるメソッド
    public function powerOn() {
        echo "電源を入れました";
    }

    // ロボットの電源を切るメソッド
    public function powerOff() {
        echo "電源を切りました";
    }

    // ロボットが歩くメソッド
    public function walk() {
        echo "歩きます";
    }

    // ロボットが止まるメソッド
    public function stop() {
        echo "止まります";
    }
}
?>

クラスを使用する際は以下のようにclassを使って指定します。

<?php
class クラス名 {
    クラスの内容
}
?>

インスタンスとは

クラスを設計図と考えるならば、インスタンスはその設計図に基づいて作られた実体です。

$変数名 = new クラス名()のようにしてインスタンスを変数に代入し使用します。

<?php
class クラス名 {
    クラスの内容
}

$変数名 = new クラス名();
?>

プロパティとは

クラスがもつデータのことで、public $プロパティ名のように定義します。
インスタンス->プロパティ名とすることでアクセスすることができます。

<?php
class クラス名 {
    public $変数名;
}
?>

メソッドとは？

メソッドとは、クラス内で定義される関数のことです。メソッドは、オブジェクトの動作を定義します。

メソッドは以下のように、->を使用することで実行できます。

<?php
class クラス名 {
    クラスの内容
}

$変数名 -> 関数名();
?>