【PHP基礎①】PHPの基本的な書き方(開閉タグ、echo、変数、文字の連結)

PHP基礎

この記事の監修者

三谷 将大

1997年 愛知出身。
業界5年以上。実務経験後に独立し、30社以上のホームページ制作やマーケティング支援を行っている。

PHPの基本的な記述ルール

まずはPHP共通の書き方のルールからお伝えします。
PHPでプログラミングする場合、PHPでプログラミングする場合、以下のように「<?PHP」と「?>」で囲む必要があります。

<?php
// PHPコードをここに書く
?>

開閉タグの中に記述されたPHPコードは、サーバーで実行され、その結果がHTMLとしてブラウザに送信されます。

文字列を出力する方法

PHPで文字列を出力するためには、echoを使います。echoは指定した文字列をそのまま出力します。
このとき、PHPの書き方のルールとして、文の最後は「; (セミコロン)」で終える必要があります。

<?php
echo "こんにちは、テキストを出力";
?>

上記のコードを実行すると、「こんにちは、テキストを出力」という文字列が表示されます。
また、HTMLを出力することも可能です。

▼PHPのコード

<p>テスト1</p>
<?php echo "<p>テスト2</p>"; ?>
<p>テスト3</p>

▼HTMLでの出力結果

<p>テスト1</p>
<p>テスト2</p>
<p>テスト3</p>

コメントの付け方

コードにコメントを付けることで、何をしているのかを説明できます。
PHPでは、1行コメントと複数行コメントの2種類があります。

<?php
// この1行がコメントです
echo "こんにちは!";
?>
<?php
/*
複数行コメントです
複数行にわたってコメントを記述できます
*/
echo "こんにちは!";
?>

数値を出力する場合

数値を出力する場合も、基本的にはechoを使います。ただし、数値を出力する場合は、シングルクォーテーションなどで囲まず、数値のみを記述します。数値はPHPのコード内で計算することも可能です。

<?php
echo 123; //出力結果:123
echo 1 + 2; //出力結果:3
echo 3 - 4; //出力結果:-1
echo 5 * 6; //出力結果:30
echo 16 / 8; //出力結果:2
echo 10 % 9; //出力結果:1
?>

文字列の連結

文字列は「.」(ピリオド)を記述することによって連結させることができます。
例えば数値と文字列を混ぜて出力することも可能です。

<?php
echo "数値: " . 123; //出力結果: 数値:123
?>

変数の使い方

Javascriptを勉強したことがある人はイメージしやすいと思いますが、PHPでも変数が使えます。
変数とはデータを格納するための容器のようなものです。変数はまず宣言を行い、宣言した変数に対して値の代入を行います。
PHPでは、変数名の前に$記号を付けて宣言します。

<?php
$name = "太郎"; //変数を定義
echo "こんにちは、" . $name. "さん!"; //変数を出力
?>

上記のとおり、変数を定義するには$変数名のように指定し、=(イコール)をはさんで値を代入します。

変数は定義したあとも上書きして使うことができます。

<?php echo
$name = "Yamada";
echo $name; // 出力結果:Yamada

$name = "Satou";
echo $name; // 出力結果:Satou
?>

また、「すでに定義している変数に数値を足して、変数を上書きしたい」という場合は以下のように記述して定義することができます。

<?php echo
$count = 1;
echo $count; //出力結果:1

$count = $count + 1;
echo $count; //出力結果:2
?>

定数について

定数は、変数に似ていますが、一度定義すると変更できない値を保持します。
PHPでは、define関数を使って定数を定義します。

<?php
define("定数名", "定数の値");
echo 定数名;
?>

例えば以下のように使用します。

<?php
define("サイト名", "MyWebsite");
echo "ようこそ、" . サイト名 . "へ!";
?>
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